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ローイング系の基本、ロープーリーをしっかりマスターしよう!

更新日:2月19日

私的に背中トレではラットプルダウンが最初に覚える種目とするなら、次に覚えていただく種目はロープーリーです。


力任せに引くだけで背中で重りを受けとめてない方や、引く動作と下ろす動作の時、上体の前後の動きのタイミングがずれている方も多いのがこの種目です。


先ずしっかりフォームを作るためイメージトレーニングをしましょう!。


負荷をかけなくても腕を伸ばすときはしっかり背中に力を入れます。背中の筋肉をストレッチさせているイメージなので、自然に背中が少し丸くなります。



引くときは“肘で引く”イメージで胸を張り、背中の筋肉を収縮させます。肘はやや開いた方が肘で引くイメージがしやすいです。


“ギュッ”という感じで引き背中の筋肉に力を入れます。


今一ロープーリーで効かすことができない方は、何回も何回も練習しましょう!。


負荷をかけた実際のトレーニングでは、下ろすときも引くときも、上体の前後の動きは同時でなければいけません。下ろすと同時に体を前に倒し、引くと同時に体を起こします。これができていない方が非常に多いのです。


負荷が抜けないようにゆっくり体を前に倒して行きます、背中の筋肉をしっかりストレッチさせるイメージも大切です。



引き動作に入る前わずかに腰を立てているのがお分かりになりますか?。腰が丸いままで引き動作に入ると、しっかり胸を張ることができないのと腰に負担がかかるので注意が必要です(動画は令和5年9月撮影、65才)。


重すぎる重量でやると腰や腕に頼って引いてしまい、体が先に起きてタイミングにずれが生じ、疲れるわりに背中に効いた感じがしないのです。引いたとき、顎はしっかり引くようにします(上体が後ろに倒れすぎないようにするためです)。


それに加え、背中の筋肉をしっかりストレッチするため、バーを下ろすとき動作を一度止めています。


ロープーリーで動作のズレを修正せずにベントロウや他のロウイング系種目を行ってもあまり効果は期待できないでしょう。


なので、ロープーリーでしっかり背中の筋肉と“対話”する必要があります。


ラットプルダウンが背中トレの入門種目だとすれば、ロープーリーをマスターすることは、初級から中級クラスに移行する大事な種目だと思っています。


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