私がフォームのチェックをさせていただくとき、その方の筋トレレベルに応じた言葉で、わかりやすくポイントを3つ程度に絞って進めていきます(もちろん実演も含めて)。
その方の筋トレレベルを把握することは基本中の基本!”、指導の第一歩です。私はその方の筋トレの理解力に応じて言葉を選び、どの程度までお伝えするかを判断します。
、、、で、その方の筋トレレベルを把握するには、あまり効いていない種目を実演していただくことはもちろんですが、いろいろな種目(特に肩のサイドレイズ系と背中のローイング系)をどのようなフォームで行ってらっしゃるか…、それを見ればより深く分かります。
一生懸命にやっていてもなかなか思うように筋肉が付かない(効かない)場合、重量が適切ではなく自身の筋量に比べて重すぎる場合がかなり多いですね。
ただ、、重量を扱っているので“やっている感”はありますがw
私が口を酸っぱくして申し上げているのは、重量にフォームを合わせるのではなく、一番効くフォームを覚え、それに見合った重量を合わせてゆくのです。
勘違いしてはいけないのは、「軽くせよ」と言っているのではありません、30キロのバーベルカールができるのに、15キロにしてゆっくり行っても筋肥大するはずはありません。
肘がブレまくっているフォームを修正し、骨盤をやや後傾させ肘を少しだけ前にして行うと15キロでも10回行えないかもしれません。
良く効くフォームを覚え、それを崩さない範囲でできる一番“重い重量を”やはり持たなくてはならないのです。重りを軽くするという認識ではなく、フォームを修正した結果、一番重い重量が15キロだったと認識を変えなければいけません。
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